*危ない!?*
イスラエルに行くことになった、と話すと、「危ないんじゃないの?」とみんなテロの多さを
心配してくれます。私も心配です。いつ、どこで起きるかわからないのですから。
でもでも、いつ、どこで起きるかわからないといえば、交通事故もそのひとつです。今の私には、
テロにあうんじゃないかという心配よりもむしろ交通事故にあうんじゃないかという心配
のほうが現実的です。
ご存知のとおり、多くの国で車は、左ハンドルで右側通行です。イスラエルもそうです。日本と逆です。
よく「海外でタクシーやバスに乗って逆を走るのに違和感を感じる」と聞きます。それはもちろん
変な感じです。私は運転はしませんが、運転する方ならもっとでしょう。
けれど、ほんとに怖いのは、道を渡るときです。「道を渡るときは、右見て、左見て、もう一度右
見て」と幼稚園で耳にタコができるほど聞かされて躾けられた私は、やっぱり道を渡るときについ、
まず右を見てしまうのです。右を見て大丈夫だと、もう心の中では渡る準備をしているのですね、
左からすっ飛ばしてくる車にどっきりです。
はーびっくりした…今度は気をつけよっと、と渡ると、中央分離帯があります。大抵一度ここで
信号を待たねばなりません。信号はあまり歩行者の便利のよいようにはなっていません。
車のためにあるのです。
ともあれ、さっきどきどきして、気をつけるぞーと気合の入った私は、
この中央分離帯で今度はしっかりと左を確認してしまいます。よし、大丈夫。と一歩踏み出しつつ
右を見ると…、そうです。今度は逆方向。右から車がすっ飛ばしてくるのです…。
交差点では道がいりくんでいることが多く、ロータリーになっていることも少なくありません。
中央分離帯なのか、車道の分かれ道なのか、よくわからないことも多いのです。
それによって左を確認するのか、右を確認するのか、違うわけです。
また、エルサレムは山の上なので、坂道や曲がり角の具合によっては車がいきなり現れることも
しばしば、何より、運転の荒い、猛スピードのドライバーさんが多いのです。バスやタクシーから
してそうなのです。
この不器用な私に慣れることができるのだろうか…。とりあえず、一歩踏み出す前に右と左を
しっかり確認してから渡る決心をしています。ちなみに、歩道の信号は青からいきなり赤に
なります。青の点滅はありません。
そして、アパートの近くの大きな交差点にある歩道の信号の一つは、
青の電球が切れているようです…。
(2003年11月UP)
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